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決まった桁数の文字列を返したいとき

職場でのあるシーン。

 

銀行口座番号が入力されているデータがたくさんあって

でも0から始まる番号は、7桁未満になっちゃっている。

 

たとえば

口座番号が、『1234567』ならいいのですが

口座番号が、『0123456』だと……

口座番号が、『0098765』だと……

 

↓こんなカンジになります。

 

データ連係したいときは、たいていの場合、これを『7桁』に揃えたい。

 

こういうときは、TEXT関数を使うのがいいと思います。

 

D列に入れてみましょう。

 

セルD3には

 

=TEXT(B3, "0000000")

 

と入力してあります。

 

TEXT関数は文字列を返す関数なので、きちんと0付きの値がそのセルに格納されます。

別なセルで使うときも大丈夫。

 

何と比べて大丈夫かというと

 

『書式設定で、ユーザー定義"0000000"とやったとき』

 

です。

 

↓こんなカンジ

 

見た目だけで良ければ、これでも0付きの表示ができるのですが

 

後で、この値を使おうと思ったときに困ります。

 

書式設定では、あくまで『見た目』だけ、『書式』だけしか変わっておらず、実際のセルに格納されている『値』は変更されないからです。

 

 

TEXT関数。

こういった桁揃えだけでなく、日付だったり、単位を付けたかったり、使い勝手がいい関数だと思います。